斜視 脳腫瘍

  
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 小児斜視
  斜視とは・・・

  物を見ようとする時に、片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を
  向いてしまっている状態が斜視です。
  片目が正常な位置にあるときに、もう片目が内側に向いてしまっている状態を
  内斜視、外側に向いてしまっている状態を外斜視、上側に向いてしまっている
  状態を上斜視、下側に向いてしまっている状態を下斜視といいます。

  常に斜視が存在する場合(恒常性斜視)と、時々斜視の状態になる場合
  (間歇性斜視)とがあります。

  また、生まれた直後から斜視が明らかに存在する場合と、成長してから
  目立ってくる場合とがあります。




  斜視の原因

  斜視の原因としては、目を動かす筋肉や神経の異常によるもの・遠視による
  もの・目の病気によるもの・脳の病気によるもの・全身の病気に伴うもの
  などがあります。

  ほとんどは目を動かす筋肉や神経の異常によるものや遠視によるものです。
  斜視の原因を探るために、全身検査を行ったりMRIなどの検査を行ったりする
  こともあります。




  斜視の治療

  斜視の種類や年齢に応じて治療法も異なりますが、治療の目標は大きく
  3段階に分かれます。
  まず一番大切なことは、両目の視力をよくすることです。
  斜視ではずれている方の目が弱視になっていることがあり、これを改善して
  あげることが斜視治療の第一歩です。

  次に、目の位置をまっすぐにしてあげることです。
  眼鏡を使用するだけでまっすぐになることもありますが、場合によっては手術を
  必要とします。
  斜視の種類によって、手術が必要かどうか、何歳のときにどのような手術を
  行うかなどが異なります。

  最後の目標は、両方の目で物を見る力を獲得することです。
  両方の目で見たものを、脳で一つの像にまとめる機能を両眼視といいます。
  両眼視機能によって見た物が立体感をおびたものになります。
  斜視の種類によっては、早期からきちんと治療を行っていても両眼視の獲得が
  難しいことがあります。
  




                               
「日本眼科学会」より
プロフィール
2008年7月に愛する5歳の息子を脳腫瘍という病気で亡くしたママです。少しでも他の方のお役に立てたら、そして息子の頑張った姿を知って欲しくて。。。
陸玖の病気が発覚する以前に子育てに関するサイト「Happiness☆誕生〜子育て」を運営していました。陸玖が産まれて5歳までのことが綴られています。良かったら覗いてみてくださいね。
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自治医科大学とちぎ子ども医療センター
セカンドオピニオン・ネットワーク公式サイト
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク
 
朝日新聞に掲載されました

2011/1/25〜29の5日間
『患者を生きる』とい欄に、「この子らしく」という陸玖の闘病記録の記事を掲載していただきました。
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