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 太ったね〜
  2007年11月19日(月)

  週末の外泊。。。
  両方のお爺ちゃん家に行くときも、相変わらずDSを持ち歩きゲーム三昧です
  ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

  週明けの放射線治療も慣れたようで、嫌がらず行ってくれるので助かる。
  今まで放射線治療室へ行くのに最初はストレッチャー、その後、起きれる
  ようになって車椅子、そして今日から運動がてら自分で歩いて行くことにした。

  陸玖と手を繋ぎ、一緒に歩いて放射線治療室へ向かう。
  ちょっと前まで、歩くことはもちろん、頭痛から起き上がることも出来なかった
  のに、今の陸玖は自分の足でしっかり歩いている。
  陸玖と手を繋ぎ、一緒に歩く・・・少し前までは何てことないことが、今はとっても
  嬉しくて、この時間を大事にしたいと思う。。。

  放射線治療の効果って凄い!
  凄い分だけ、腫瘍に効果があるのはもちろん、陸玖の脳も放射線で被爆して
  いるのか―。
  そう思うと、とても複雑だ。。。。




  いつものように放射線治療室に着き、治療台に横になり、治療用のマスク
  (シェル)を装着。
  治療室には、陸玖の好きなボウケンジャーの曲が流れている。

  照射位置を確認後、みんなが治療室を出る。
  隣の部屋からモニターで陸玖の様子を見ながら照射開始。
  最初は泣いて、台に乗ることも出来なかったのに今では治療室にたった
  一人で台に横になって治療を受けている。

  陸玖、頑張ってるね、本当に偉いよ!


  照射が終わり、マスクを取ると何やら顎に
  丸い穴の痕がくっきりと付いている。
  この痕、どうやらマスクの穴の痕だ!

  今までは、そんな痕は付かなかった
  のに。。。
  でも、陸玖の顔をよく見ると頬から顎の
  あたりまで、ぽっちゃりとお肉が付いてる
  よ〜 ( ̄_ ̄|||)

  太ったせいで、マスクもちょっと窮屈か???

  ステロイドの副作用で浮腫みもあるけれど、食欲旺盛になった陸玖の食欲は
  止まる様子は無く、体重もどんどん増えているー ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

  そこに来て、放射線治療にも慣れて、照射中にボウケンジャーの曲に合わせて
  一緒に歌っているみたい。
  それなのでマスクの痕が陸玖の顎にくっきりと付いてしまうみたいだ
   ┐(-。ー;)┌

  あまりにも、マスクが窮屈なら作り直しも。。。なんて話しが出たりしたけど
  実は、このマスク(シェル) 意外とお値段がするらしい。。。
  それに作り直すとなると、また型を取って、照射位置を決定して。。。と何かと
  面倒だ。
  放射線治療も予定では、もう少し。
  これ以上、太らないでね (^_^;)




  さらに、放射線治療に慣れてきて問題が!

  今までは緊張感から、治療中ほとんど動かないで居られたのに、最近は
  足をモジモジさせたり、手でマスクを触ろうとしたりするようになった。
  陸玖の話しだと、マスクを着けていると暑いらしい。
  それで何となく顔が痒いような気がしてしょうがないみたい。

  しかし、放射線は腫瘍部分以外に当たっては大変だ。
  マスクを装着しているので、そんなには動けないと思うけど、誤って目などに
  当たると白内障が起こることもあるし、やっぱり心配だ。。。
  少しのズレも許されないからこそ、マスクを装着して、頭が動かないように
  しているのに、手足を動かすとやっぱり頭も動いちゃうよ。。。

  隣の部屋からモニター越しに、陸玖に「もう少しだから動かないでー。」と
  みんなから注意されても、すぐにモジモジ動き出す。。。( ̄_ ̄|||)


  病室に戻り、陸玖に放射線の治療中に動いちゃいけないと説明する。
  でも、放射線の危険性を話してあまり怖がらせて、また最初に逆戻りに
  なっても困るし。。。
  陸玖を脅かさないように説得するのが大変だ。

  放射線治療も予定では、もう少し。
  頑張ろうね!







 

プロフィール
2008年7月に愛する5歳の息子を脳腫瘍という病気で亡くしたママです。少しでも他の方のお役に立てたら、そして息子の頑張った姿を知って欲しくて。。。
陸玖の病気が発覚する以前に子育てに関するサイト「Happiness☆誕生〜子育て」を運営していました。陸玖が産まれて5歳までのことが綴られています。良かったら覗いてみてくださいね。
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中心静脈カテーテル挿入
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入院のイラダチ
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遠足に行けない
自分で歩ける!
うれしい外出許可
放射線治療を嫌がる
順調な回復。でも頭痛が・・・
ドナルドがやってきた
外泊&誕生日パーティー
髪の毛が抜ける
病棟での誕生日
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太ったね〜
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病棟のお友達
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退院前のMRI検査
最後の放射線治療
静脈カテーテルを抜く
1度目の退院
 
自宅治療開始
遅れた七五三
初めての外来
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涙の代替治療
保育園&空手 復帰
クリスマス
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初めての迷子
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自宅で抗がん剤治療
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MRI検査
保育参観
風邪をひく
雪遊び&温泉旅行
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雪遊び ボードデビュー
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卒園式の練習
空手 昇級審査
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セカンドオピニオン
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強引な退院
 
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涙の代替治療A
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3度目の入院
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放射線治療
お勧めサイト
脳外科医 澤村豊のホームページ
自治医科大学とちぎ子ども医療センター
セカンドオピニオン・ネットワーク公式サイト
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク
 
朝日新聞に掲載されました

2011/1/25〜29の5日間
『患者を生きる』とい欄に、「この子らしく」という陸玖の闘病記録の記事を掲載していただきました。
閲覧はこちらから
 
LINK集
 
広げようリボン運動
ゴールドリボン
小児がんに関する啓発活動や、治療研究などへの経済的支援を求める運動をしています。
   
オレンジリボン
オレンジリボン運動で子ども虐待防止の輪を広げましょう。
子ども虐待防止「オレンジリボン運動」
 
細菌性髄膜炎から子ども達を守りたい
ヒブワクチンってご存知ですか?ワクチンで守れる『いのち』はあります!いのちの格差を無くすためにも現在、ヒブワクチンの定期接種化を求める署名活動をしています。
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