脳腫瘍 グリオーマ

  
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 初めに。。。。
  このサイトは私たちの息子、陸玖が脳腫瘍と戦った10ヶ月間の闘病生活を
  綴ったものです。
  陸玖を亡くして今だ悲しみは消えませんが、陸玖の闘病記録が今現在、同じ
  病気で苦しんでいる家族や、その周りの人たちに少しでもお役に立てることが
  あれば。。。という思いと、たった5歳で脳幹部神経膠腫という悪性の脳腫瘍と
  闘い、生きたい!と頑張った様子を多くの方に知っていただき、命の尊さに
  ついて考えて頂けたらと願っています。


  毎日のようにテレビから流れる殺人や自殺、虐待といったニュース。
  通り魔の犯人は『誰でもよかった』と言って無差別な殺人をし、サイトの掲示板
  には、『死ね』と平気で書き込まれる。
  ただ毎日がつまらない、生きていてもしょうがないと『死にたい』と自殺する
  人たち。かわいい盛りの子供を感情のままに虐待する親たち。。。。

  そんなニュースを見て、以前は全く無関心という訳ではないが、どこか遠くで
  起きている事件といった感じでした。

  しかし、自分の息子が『あと半年から1年しか生きれない』と分かったときから
  要らない命なら息子に頂戴!

  どうして陸玖が死ななきゃならないの?
  陸玖はいい子だよ。お手伝いだってできるし、お友達とだって仲良く遊べるし
  弟くんのお世話だって手伝ってくれるし。。。
  神様って本当にいるの?と毎日嘆いていました。
  嫌な事件が起きるたび、息をするのが痛いほど胸の奥が苦しくなった。

  人それぞれ生きていれば大変なこと、苦しいことがたくさんある。
  偉そうなことを言うつもりはありません。
  ただ、脳腫瘍で亡くなった5歳8ヶ月の陸玖は『小学生になりたい!』という
  病気にならなければ普通に叶うはずの夢でさえ叶えられなかった
  という現実を伝えたい。


  『生きる』という思いが少しでも
  みなさんの心に伝われば幸いです。
 
  陸玖が種を蒔いた「おじぎそう」
 
  2度目の退院後、こどもちゃれんじの教材にあった「おじぎそう」の種を陸玖と
  一緒に蒔きました。
  植物の育つパワーを少しでも肖りたい!そんな願を込めて。。。


  種を蒔いたら名前を付けよう!と教材に
  あったので陸玖に名前はどうする?と
  聞くと、『いちごちゃん!』と答えた。
  いちご?!おじぎそうなのに???
  でも、陸玖はイチゴが大好きだから
  『いちごちゃん』に決定!

  それから3度目の入院をするまでは
  毎日、いちごちゃんのお世話をして
  いました。

  そして、入院後は陸玖に換わってパパ
  が水やり担当。
  パパに任せるのはちょっと心配だったけれど、ちゃんとお世話してもらい
  こんなに大きくなりました!
  入院している陸玖に写真を見せたら、ニコって笑ってた。。。

  その後も、おじぎそうはどんどん大きくなって、教材セットでは窮屈になって
  きたので今度は、植木の達人!?お爺ちゃんにバトンタッチ!

  おじぎそうが3本育っていたので、それぞれ別々の鉢に植え替えてくれて
  その後もどんどん成長!

  見事にピンクのふんわりした球状の可愛いお花が咲きました。
  陸玖は見ることはできませんでしたが、きっとお空から『いちごちゃん』を
  観察してたよね!
  
  種をもいっぱい採れたので
  『陸玖のおじぎそう』としてこれから毎年
  蒔こうと思っています。。。
  ちなみに、5月5日の誕生花がこの
  『おじぎそう』。
  5月5日は子どもの日でもあるし、元気な
  陸玖にぴったりだね!



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プロフィール
2008年7月に愛する5歳の息子を脳腫瘍という病気で亡くしたママです。少しでも他の方のお役に立てたら、そして息子の頑張った姿を知って欲しくて。。。
陸玖の病気が発覚する以前に子育てに関するサイト「Happiness☆誕生〜子育て」を運営していました。陸玖が産まれて5歳までのことが綴られています。良かったら覗いてみてくださいね。
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セカンドオピニオン・ネットワーク公式サイト
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク
 
朝日新聞に掲載されました

2011/1/25〜29の5日間
『患者を生きる』とい欄に、「この子らしく」という陸玖の闘病記録の記事を掲載していただきました。
閲覧はこちらから
 

世界中の女性たちが安全な環境で赤ちゃんを産み、育てることができるために、支援活動を行っているJOICFP(ジョイセフ)。
この度、東北地方太平洋沖地震 被災地女子支援としてチャリティーピンキーリングを販売しています。
是非、ご賛同を。。。
ジョイセフ チャリティ・ショップ
 
LINK集
 
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小児がんに関する啓発活動や、治療研究などへの経済的支援を求める運動をしています。
   
オレンジリボン
オレンジリボン運動で子ども虐待防止の輪を広げましょう。
子ども虐待防止「オレンジリボン運動」
 
細菌性髄膜炎から子ども達を守りたい
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