出産

☆ 出産 ☆

☆ 2度目の出産 ☆

Happiness☆誕生〜子育て

 

『2度目の出産』



  張り止めの薬が手放せなかった2度目の妊娠も最後。
  我が家では子供は2人と決めていたので、これが最後の妊娠だ。
  最後だと思うと、お腹の胎動がとても愛おしく感じる…。


  臨月に入り定期健診では、赤ちゃんも十分な体重まで育っているとのこと。
  子宮口は2cmになっているし、いよいよ最後の出産だー!


  いつものように定期健診を終え、自宅に戻る途中、無性に「うなぎ」が
  食べたくなった。
  以前から夫に、出産前に近くの美味しい鰻屋さんで「うなぎ」が食べたいと
  言っていたけど、そういえばまだ食べていない。
  今日のお昼はうなぎにしよう♪と夫と鰻屋さんへ。
  実は上の子の時も、出産前に体力を付けなきゃと、出産間際に鰻屋さんへ
  行ったのです。


  美味しいうなぎを食べて準備万端と、とっても満足な私。出産は近いかな〜。
  そして翌朝、7:00 いつもと違う腰の痛みで目が覚めた。
  何だか陣痛ぽいけど昨日、定期健診に行ったばかりだし、予定日より11日も
  早いから「まさかね。」と思い朝食作りを始める。
  でも、朝食を作っている最中も腰がだんだん痛くなってくる…。
  そして、3年半まえの陣痛の痛みが甦ってきたのです。


  やっぱり昨日、無性にうなぎが食べたかったのは、明日は出産だよ〜と
  虫の知らせだったのでは?!


  とりあえず朝食を作ったものの、私は食欲がなく夫と息子に食べさせ
  息子の保育園の準備をする。
  その間も、腰はさらに痛みを増してきた。
  ソファーに座り、腰の痛みを測ってみると、なんとなく一定の時間の感覚が
  あるっぽい。
  でも予定日より11日も早いこともあり、慌てて病院へ行って前駆陣痛
  だったら恥ずかしいし…。
  経産婦としては本物の陣痛かどうか見極めなくては!
  上の子の時のように「おしるし」があれば、陣痛と確信できるんだけど
  まだ、おしるしは来ない。




  AM 8:00
    本当の陣痛だったら入院とか忙しくなるので、とりあえず息子には
    保育園へ行ってもらうことに。


    夫が息子を保育園へ送りに行っている間、陣痛の感覚がはっきり
    10分間隔になってきたので、病院へ電話してみると、「入院の準備を
    して来て下さい。」と言われ、急いで入院の準備を始める。


  AM 8:30
    家に戻った夫と共に病院へGo!


  AM 9:00
    病院に到着。
    9時からの診察なので待合室で診察を待つ。
    その間も腰が割れるように痛い。
    そうだ、陣痛ってこんな風に痛いんだと陣痛の痛みを思い出す。
    診察の時間になっても中々、名前を呼ばれない。
    陣痛は既に5分間隔で襲ってくる…。夫に腰をさすってもらいながら
    どうにか痛みを堪える。 「先生〜早く診察して〜」と叫びたいほどの痛み。


  AM 9:20
    やっと看護師さんに呼ばれ診察台に乗るものの、まだ先生は姿を
    現さない。
    その間も陣痛はどんどん痛みを増す。
    診察台で足を広げながら痛みを堪えていると、看護師さんが心配して
    時計を見る。 「痛みの間隔が3分ぐらいになってきてるよね!」と急いで
    先生を呼びに行ってくれた。
    その後、先生がやってきて「子宮口がほとんど全開だね〜」
    「よく我慢したね〜」とのん気なお言葉。
    好きでこんなに我慢した訳じゃない!先生が来るのが遅いのよ!!と
    言いたいけれど 小心物の私は言えないので心の中で叫んだよ(~_~;)


  AM 9:30
    急いで出産の準備です。
    もう既に子宮口は全開なので最低限の処置だけとなりました。
    とりあえず剃毛はしなくてはならないので、処置室へ行き台の上へ。
    剃毛してもらっている間も陣痛が痛くてじっとしていられない…
    でも変に動いてアソコを切られては困ると必死に我慢。
    だけど今回は浣腸が無かったのがうれしかったな♪
    陣痛室はスルーしていきなり分娩台へ。
    今回も夫が立ち会うのでビデオカメラを片手に登場です。


  AM 10:00
    分娩台の上で点滴などの処置を済ませ。いよいよ出産です。
    だけど上の子の時の出産と何んだか分娩室の様子が違う。
    上の子のときは、大勢の看護師さんと助産師さんがいたけれど今回は
    1人の看護師さんと助産師さんが1人だけ。
    それに上の子のときは、いきなり足を広げ出産スタイルだったけど
    今回は楽な格好でいいわよと横向きで寝てられた。


    陣痛は相変わらず短い間隔でやってくる。
    いきみたいと助産師さんに言ってみるけど、まだ子宮緩和剤が効いて
    いないからもう少し我慢してと言われがっかり…。 


  AM 10:40
    「子宮緩和剤が効いてくるころだから、いきんでもいいわよ」と
    助産師さんに言われ、陣痛の痛みに合わせていきむと痛みが少し
    楽になる。
    そんな状態でも相変わらず分娩室に看護師さんが増える様子はなく
    本当にこの状況で産んでいいの?と不安になるけれど、とにかく早く
    産んで楽になりたい!それだけを考えていきみ続けました。


  AM 11:00
    上の子のときは遠巻きに見ていただけの夫だったけど、今回は回りに
    看護師さんが少ないので傍で私の手を握って「頑張れ〜」と励まして
    くれました。
    だけど、経産婦だからかもしれないけど、やたら痛みがリアルに痛い。
    こんなに痛かったけ?と思うほど痛い。
    心の中で、これが最後だから。もう少しだからと自分に言い聞かせて
    最後の力を振り絞る。
    今回は会陰をしなかったからか、赤ちゃんの頭が出口に引っかかって
    いる感じが良く分かり、会陰して出してくれ〜と叫びたいほど痛かった。


  AM 11:13
    無事に3126グラムの元気な男の子を出産 \(^o^)/
    産まれたての赤ちゃんを見て初の感想は「毛深い」の一言。
    上の子は毛深くなかったのでお猿さんのような赤ちゃんにちょっと
    びっくりでした。


    その後、産後の処置も終わり、再び恐怖の記憶が甦る。
    そう!「両足こむらがえり」 今回は同じミスはしたくないと、慎重に
    足を下ろす。
    なんか足が吊りそうな予感がするたびに足をマッサージしてどうにか
    こむらがえりにならずに済みました。


    結果的に出産時間は上の子のときも初産にしては早かったけど二人目は
    やっぱりさらに早かった!


    助産師さんが言うには、陣痛が腰からくる人は安産型らしい。
    私はその典型的なタイプなんだって。


 



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