病気・症状 |
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☆ 病気・症状 ☆ |
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子供に病気は付き物です。 あまり病気とは無縁でいたいものですが、そうもなかなかいきませんよね。 それに、子供は何度も病気に掛かることで自分の体に免疫を作り、病気に 強い丈夫な体になっていくものです。 病気になることを恐れず、外出や人とのふれあいを楽しんで、心と体の成長を 見守っていきたいですね。 |
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そのためには、病気になった場合に慌てないように症状ごとの対処法を 知っておくことが大事になります。 また、急な病気のためにも近所の小児科や小児外科などの場所や診察時間 をチェックしておくことはもちろんですが、病気ごとのホームケアの方法を 知っていると急な病気のときに慌てずにすみます。 以下に、代表的な病気の名前・症状・ホームケア・受診の目安などを病気 別にまとめましたので、病気のときに症状など参考にしてみてください。 病気・病名:風邪症候群 【症状】 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、喉の痛み、発熱などが主な症状です。 また、腹痛や下痢、胴周りや手・足などに発疹が出ることもあります。 【ホームケア】 症状が軽く、機嫌がよくて食欲がある場合は2〜3日様子をみてもいい でしょう。 熱がある場合は、脱水症状にならないように、こまめに水分補給をしま しょう。また冷却シートや水枕で冷やしてあげましょう。 水枕は冷やし過ぎないようにタオルなどで調節します。 嘔吐や下痢がある場合は、消化の良い食事にします。 柑橘類は下痢を悪化させるので避けます。 【受診の目安】 38度以上の熱があり、咳や鼻水などの症状がひどい場合や、下痢をしたり 吐いたりしたときは早めに受診してください。 ☆風邪症候群の病気では自分の出す熱で脳に影響が出ることはまずない ようです。 病気・病名:突発性発疹 【症状】 4ヶ月から2歳くらいまでの赤ちゃんに多く、ほとんどの赤ちゃんが1度は かかる病気です。 突然、38〜39度の高熱が3〜4日続きます。 しかし、この病気は熱のわりには比較的食欲もあり機嫌も悪くならないことが 多いようです。 熱が下がるころからあせもに似た赤くて細かい発疹が胸や背中などに出ます。 この病気は手や足にはあまりでません。 2〜3日すると発疹の色が薄くなり消えます。 この病気は他の赤ちゃんに感染することはほとんどありません。 【ホームケア】 熱のため水分不足になりがちなので、十分に水分を与えましょう。 食欲があるようなら普段と同じ飲み物や食事を与えてもかまいません。 【受診の目安】 この病気は熱があるときは、まだ発疹がでないので「突発性発疹」かどうか の判断は難しいです。 市販の解熱薬を乱用せずに必ず受診しましょう。 ☆心配する病気ではありませんが、まれに高熱による熱性けいれんを 起こしたり髄膜炎などの合併症を起こす場合もありますので症状の変化に 気をつけましょう。 病気・病名:熱性けいれん 【症状】 この病気は発熱時に起こるひきつけで、多くは熱の上がり際に起こる病気 です。 症状は目をつり上げ、白目をむき、手足を突っ張り、全身を反り返らせて ガクガクと体を震わせ意識を失います。 発作の時間は2〜3分で長くても15分以内で治まります。 この病気の特徴は発作が終わるとケロッとしています。 【ホームケア】 この病気の場合、まず親が慌てないことが大切です。 衣服を緩めて、吐いたものが喉に詰まらないよう顔を横向きにします。 抱き上げたり、揺さぶってはいけません。 けいれんを起こしたときに舌を噛むことはないので、タオルなどを口には入れ ないでください。 かえって窒息や嘔吐などを起こし危険です。 【受診の目安】 通常の熱性けいれんならば、とくに治療の必要はない病気です。 しかし、症状を見て治まりそうもないときや、なかなか目覚めない、治まって から数時間以内に再度、けいれんを起こしたなどの症状の場合は急いで 受診しましょう。 ☆髄膜炎や脳炎などの心配もある病気なので、症状が気になるようでしたら 受診してみましょう。 病気・病名:インフルエンザ 【症状】 この病気は風邪の症状に似ていますが、寒気を伴う高熱を出す場合が 多いウイルスによる病気です。 流行性のもなので、流行している時期に38度以上の熱が出る症状は インフルエンザの病気の可能性が高いです。 この病気の潜伏期間は1〜3日。発熱は1週間近く続きます。 【ホームケア】 この病気の場合は風邪の場合と同じでよいと思います。 しかし、インフルエンザの病気の場合は風邪薬は効かないので必ず受診 して医師に処方されたお薬を使ってください。 近年ではインフルエンザの病気に有効な「タミフル」というお薬が処方される ことがほとんどのようです。 この病気のときの解熱薬はアセトアミノフェン以外は使ってはいけません。 この病気は感染力が強いため、他の人にうつらないよう配慮を心がけましょう。 【受診の目安】 流行している時期に38度以上の熱が出る症状の場合は、必ず受診して 検査を受けましょう。 最近では、鼻水を綿棒でぬぐって検査をするとインフルエンザかどうかすぐに わかるようになりました。 ☆急性気管支炎や肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症になることもある病気 です。 病気・病名:中耳炎 【症状】 この病気は風邪のあとに起こることが多く、38度以上の高熱が出て耳を 痛がります。 炎症が進むと、中耳にたまった膿が鼓膜を圧迫しその後、鼓膜を破って 耳だれとなって出てきます。 この病気は耳だれが出てしまうと、痛みの症状も治まり、熱も下がってき ます。 【ホームケア】 症状が軽いうちに抗生物質を服用すると早く痛みがなくなり炎症も治まり ますので、医師に処方されたお薬を使いましょう。 見た目は完治しても、先生の指示にしたがいお薬をきちんと使用しましょう。 この病気は完治せずに放置すると症状が慢性化してしまうこともある病気 です。 【受診の目安】 風邪のあとに38度以上の高熱が出て耳を痛がる症状なら、早めに受診 しましょう。 風邪として受診した場合、小児科の先生の中には耳まで診ない場合が ありますので、耳も診察してもらうようにしましょう。 耳を痛がったり、耳だれがでていたら、迷わず耳鼻科を受診しましょうね。 ☆「高熱が続いたら中耳炎を疑え」というほど、風邪のときにかかりやすい 病気です。 病気・病名:手足口病 【症状】 病名のとおり、口の中、手のひら、足の裏などに小さな発疹ができる病気で、 原因はウィルスです。 この病気の潜伏期間は3〜6日で、主に夏に流行する病気です。 この病気は、熱はあまり出ません。出ても37〜38度台でしょう。 【ホームケア】 口の中に発疹ができるので痛みのために食欲が落ちます。 口の中を刺激しないよう酸味や塩分の少ない食事を心がけましょう。 食後は白湯などを飲ませて口の中を清潔に保ちます。 ☆大人にもうつる病気なので、感染に気をつけましょう。 【受診の目安】 受診は必要ですが、治療しなくても自然に治る病気です。 ただし潰瘍になると痛みが強くなりますので症状がひどいよでしたら受診 してお薬を処方してもらいましょう。 病気・病名:熱中症(日射病・熱射病) 【症状】 高温・多湿の場所に長くいたりすると水分不足から熱中症にかかることが あります。 熱中症の病気から熱けいれんを起こす場合もあります。 この病気は体温調節ができなくなるために、汗が止まり体温が急激に上昇 します。 このため、高熱や脱水症状、意識障害などの症状が見られ、生命の危険に 及ぶこともある病気です。 【ホームケア】 涼しい場所にあお向けに寝かせ、衣服を緩めます。 冷却シートなどで体を冷やし水分を十分与えましょう。 【受診の目安】 症状として熱が下がらない場合や意識がない、水分がとれない場合などは、 すぐに受診しましょう。
【体温計】 ベービー用のデジタル予測計を使用しています。 予測計は若干、体温が高めになると聞きますが、体温を測るのを嫌がったり じっとしていられない子供には向いていると思います。 【冷却シート】 これは本当に必需品です。発熱を伴う病気には欠かせません。 我が家では子供用の冷却シートは常備しています。 (子供用といっても冷えは抜群なので自分が病気で熱が出たときも使って ます。) ☆発熱などの病気以外に、うちみや腫れに使用する方をときどき見かけますが 冷却シートは体内から外に向けて発散している場合の病気に効果があり、 うちみや腫れのように体内にこもった熱や痛みを取る効果はありません。 うちみや腫れの症状には湿布薬を使用しましょう。 【水枕】 昔から発熱を伴う病気には欠かせないアイテムですね。 うちで使っているのはベビー用の水枕です。 肩にあたる部分に空気を入れるタイプなので、肩までを冷やしてしまうことが ありません。 【鼻水吸い取り】 名前のとおり、鼻水を吸い取るものです。 最初は嫌がります。(自分がされたらイヤだものなぁ〜) でも、何度か使っているうちに鼻水を取ってもらうと楽になるのがわかるらしく 今ではおとなしく吸わせてくれます。 ☆鼻水はこまめに取り除いてあげたほうが、鼻の中のウィルスの増殖を おさえる効果もあり病気の回復も早まるそうですよ。 【解熱薬】 以前の病気で医師から処方してもらった座薬タイプの解熱薬です。 病気によっては使用しないほうがよい場合もあるので、乱用はできませんが 急な病気の発熱の場合に家に常備してあると安心です。 子供の病気は症状が急に変化したりするものです。また大人のように病気の 症状をうまく説明できません。 病気を見逃さないように、普段と様子が違うと思ったら体温を測ってみるなど して、症状をよく観察して病気を早期に気づいてあげたいものです。 |
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